派遣で長く働いているのに時給アップしないなんていうことはありませんか?
この記事では、派遣開始後のタイミングで時給アップさせる秘訣をお伝えします。
派遣で時給アップするための交渉テク!100人以上の時給アップを成功させた秘訣を元派遣営業が解説します。
この記事はこんな人にオススメ
- 派遣で就業開始後に時給交渉をしたい
- 長く働いているのに時給が上がらない
派遣開始後の時給アップしやすいタイミングとは
別の記事でもご紹介していますが、時給交渉が最も成功しやすいのは就業開始前の時点ですが、就業開始後でも時給交渉しやすいタイミングはあります。
それは、契約の変更時と、契約の更新時の2つのタイミングです。
契約の変更時は、その時に必ず時給交渉をしたほうがよいです。
例えば、部署移動になって業務内容が変更になる、別のポジションの仕事を任されることになったなど、大きく業務内容がの変更が発生する場合は時給交渉がとてもしやすいです。
時給については派遣会社と交渉する必要があるので、もし派遣先から直接部署移動や業務内容の変更などの話があった際には、すぐに返事をせずに一度考えたいと言って派遣会社へ時給交渉と合わせて相談するとよいです。
契約の更新時は、契約が切れる2ヶ月以上前から、派遣会社に相談しておくことをオススメします。
基本的には、契約更新手続きは契約が切れる1ヶ月前までに行われますが、1ヶ月前では派遣先内部で派遣料金の予算確保の手続きなどがすでに進んでいる場合があります。
そのため、遅くとも2ヶ月以上は前から、派遣会社に相談して動いてもらったほうがよいです。
契約の変更時はすぐに交渉、契約の更新時は2ヶ月以上前から交渉するのが、成功の秘訣です。
派遣開始後の時給アップには根拠が必要
就業開始前であれば誰でも言うだけで時給交渉が成功しやすいのですが、就業開始後の時給交渉にはなにかしら根拠が求められます。
契約の変更時は、業務内容が変わることなど明確な根拠があるので、それだけで十分です。
契約の更新時は、なにか根拠を準備しておく必要があります。
例えば、契約以上の仕事内容をしている、最初よりもサポートする人数が増えている、以前よりも仕事が早くこなせて残業が減っている、派遣先から高く評価されている、などです。
根拠の内容は、正直なんでもかまわないのですが、派遣会社が派遣先に交渉しやすい材料を出してあげることが重要です。
筆者としては、どんなことが交渉材料になりそうか、派遣会社の営業に相談してしまうのが一番良いと思います。
派遣会社の営業が味方になってくれれば、交渉が格段に成功しやすくなるので、一緒に作戦を考えてもらうのが理想的です。
一方的に主張をしすぎて、派遣会社に敬遠されないように注意しましょう。
派遣開始後の時給アップはトークよりも根回しが大事
就業開始後の時給交渉は、根拠があることが前提になりますが、さらに派遣会社への根回しが重要になります。
更新の2ヶ月以上前のタイミングで、派遣会社の営業に「そろそろ時給が上がらないかなと思っているのですが、どうしたら良いでしょうか?」と相談してみましょう。
派遣会社の営業も相談されて頼られると、プライドがくすぐられて、味方になってくれやすくなります。
最悪、派遣先にとの時給交渉に失敗したとしても、派遣会社側で負担して時給を上げてくれることもありますので、派遣会社に根回しをしておくことはとても重要なのです。
間違っても、「これだけやっているので時給を上げてください」とか、「時給が上がらなければやめます」のような一方的な主張はしないように気をつけましょう。
まとめ/派遣の時給アップを成功させる秘訣
この記事では、派遣で就業開始後の時給交渉を成功させる秘訣をお伝えしてきました。
この記事をまとめると以下の通りです。
- 就業開始後の時給交渉は、契約変更時と契約更新時の2つのタイミングがある
- 契約変更時は必ず時給交渉するべき
- 契約更新時は時給交渉の根拠が必要
- 派遣会社の営業に相談して味方につける根回しをすること
就業開始後の時給交渉は、トークよりも根拠と根回しが大事なので、派遣会社と協力して作成功につなげましょう!
誰でもできる派遣の時給交渉テク!<就業開始前編>元派遣営業が教えます
派遣で契約更新を迷う・悩むときの対処法!元派遣会社の営業マンが解説します